八木通商、パリオフィス開設50周年を記念し 世界遺産フォンテーヌブロー宮殿への絵画購入を支援
2025.10.27八木通商株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:八木雄三)は、パリオフィス開設50周年を記念し、フランスの世界遺産「フォンテーヌブロー宮殿」への絵画購入支援を実施致します。
フランスとのビジネス関係が当社の成長に寄与したことに対する感謝を表すため、何かフランスに対し貢献できないかと考え、フランス文化省にもご協力いただきながら、その対象を探して参りました。
支援の対象になった作品は、ルッジェーロ・デ・ルッジェーリによる1569年作「セイレーンに立ち向かい、カリュブデとスキュラの海峡を渡るオデュッセウス」。古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を題材に、主人公オデュッセウスが数々の試練を乗り越える姿を描いたものです。
本作品は、 かつてフォンテーヌブロー宮殿に実在したとされる「ユリシーズ回廊(Gararie d’Ulysse)」を証す現存三作のうち最後の一点であり、今回の取得により宮殿は同回廊に関連する三作品を全て揃えるに至りました。本支援によって、本作品は宮殿の文化遺産として保存・公開され、地域社会における芸術活動の振興に資することが期待されています。

当社は創業以来、国と国をつなぐ貿易を通じて世界各地の文化と関わってまいりました。その活動は経済面にとどまらず、社会貢献や文化支援を通して、国際社会・環境・文化に対する理解や敬意を深める取り組みでもあります。
今後も当社は、国際的な文化交流を通じて、社会的価値の創出と持続可能な未来への貢献に努めてまいります。
2025年10月吉日